令和6年度 一般会計と特別会計及び企業会計の決算を審査・認定
財政調整基金に4億5千万円を積み立て
令和6年度の決算を行う決算審査特別委員会(委員長・福家利智子 他13名)は10月15日、21日、22日の3日間 慎重に審議した結果、一般会計及び特別会計、企業会計の決算をいずれも認定した。
【一般会計】
歳入 134億1881万5749円
歳出 128億0630万5906円
差引残高 6億1250万9843円
→財政調整基金に積み立て
4億5千万円
→繰越明許費繰越額
1億1140万7000円
→純繰越額
5110万2843円
【総務課】
問 「移住者の内訳は。」
答 「県内他市町からの移住が多い。」
問 「サテライトオフィスの成果は。」
答 「4月に1社が施設に入った。現在、12社と継続して話を進めている。」
問 「琴参バスの実証運行の利用者が増えた理由と今後の展望は。」
答 「高校生や通勤者の利用が増加した。引き続き町営バス路線との連携を含めて公共交通会議の中で交通政策を協議していきたい。」
問 「この路線は実験となっているが実験路線の変更は。」
答 「地の利を活かした交通政策をしていきたい。利用頻度が低いのは反省点である。より利用頻度の高い路線を検討していく。」
【支所】
問 「主基斎田記念館の広報は。」
答 「町内イベントへの出店、公式SNSでの発信、各場面をとらえてPRに努めている。」
【税務課】
問 「固定資産税の不納欠損について財産の差押えは。」
答 「所有者の死亡による不納欠損もかなりあり、現在、有効な手だてがなく、今後も研究したい。」
問 「国外転出は国の制度の問題であるが、デポジットなど何らかの対策を求める考えは。」
答 「デポジット(※)も検討する必要はあるが、現在は雇用している事業所に文書で通知して納税の協力をお願いしている。」 ※未払いや損害に備える預かり金や保証金のこと
【学校教育課】
問 「知能テストは発達障害を調べるものなのか。」
答 「就学指導における資料として実施しているが、特別支援学級に入る判断資料にもなる。」
【生涯学習課】
問 「どういった資料を文化財資料デジタル化したのか。」
答 「枌所文化遺産ガイドのデジタル化を行い、綾川町立図書館デジタルアーカイブのサイトで公開している。」
問 「今後も資料のデジタル化を進めていくのか。」
答 「紙ベースで古くなったもの、文化財として残すべきものを検討しながら進めていく。」
【陶病院】
問 「予防医学の対策は。」
答 「医師等を派遣した健康教室を開催しており、昨年は13件開催している。」
問 「訪問医療が2割減であるが理由は。」
答 「在宅医療が難しい場合の病棟への移行と利用者の喪失が主な要因である。」
【健康福祉課】
問 「新型コロナ接種ワクチン確保事業の実績は。」
答 「ワクチンの接種者は2501名である。」
問 「一般社団法人ヒトトコの委託費の問題は。」
答 「同じヒトトコに委託している高松市と合わせて決定している。」
問 「町の施設で相談を受けられないのか。」
答 「いきいきセンターでヒトトコ主催のひきこもりセミナーを開催していく。」
問 「生活困窮者のための地域づくり事業について居場所づくりの詳細は。」
答 「社会福祉協議会が梅の里福祉センターで『のどカフェ』といった居場所づくりを開催している。」
【介護保険特別会計】
問 「『よっしゃ町医者セミナー』において内容に偏りがない町の事前確認も必要では。」
答 「在宅医療と介護に関して、綾歌地区医師会から地域住民への普及を目的にテーマを決めて実施している。テーマは事前に町も参加して決定している。」
【保険年金課】
問 「後期高齢者の人数の見通しは。」
答 「団塊の世代におけるピークは過ぎたが、今後5、6年は後期高齢者の被保険者数増加していく見込みである。」
【診療所特別会計】
問 「諸収入で新型コロナ関連の収入源との説明があったが内容は。」
答 「コロナワクチン接種の委託を受けており、接種の協力金収入があったが令和6年度からは接種が無くなったため減少した。」
【子育て支援課】
問 「需用費と委託費の不用額の詳細は。」
答 「節水や節電には努めているが、子ども達の体調に注意して適切な使用を心掛けている。旧滝宮保育所遊戯室前の遊具を点検の結果、修繕せずに新設することになったため不用額が出た。」
問 「夏休みのアルバイト募集の人数と効果は。」
答 「4名に延べ139日来ており、4名とも綾川町の正規職員を受験していただいた。」
問 「未就園児の全戸訪問事業が60件となっている詳細は。」
答 「乳幼児健診等で確認できている子どもを差し引いた、状況が確認できていない児童に対して家庭訪問を実施するものであり、全ての乳幼児の所在を確認している。」
【住民生活課】
問 「地域脱炭素計画づくり支援事業の内容は。」
答 「太陽光発電設備の調査業務は公共施設の中で耐震性や避難所等の条件を精査し概算費を出すための調査である。」
問 「大腸菌が川によって一昨年より増えているが原因は。」
答 「浄化槽や生活排水が原因と考えているが特定には至っていない。」
【墓園事業特別会計】
問 「空き区画が目立っているが町の考えは。」
答 「墓じまいで返却される件数も増加しているので今後研究していきたい。」
【下水道事業特別会計】
問 「老朽化対策をする目安は何年か。」
答 「管渠(かんきょ)の耐用年数は50年であり、機械設備は7~15年と考えられている。供用開始から25年であり対応を急ぐものではないが、耐震化については急務のため適正に対応していきたい。」
問 「経費回収率を上げるための収入を得られるような方法や考えは。」
答 「千疋地区のデータセンター及び新たな企業誘致のために下水道の整備もしている。できるだけ大きな企業で事業計画区域内に入っているところは下水道に繋いでいただきたい。また支出を抑える必要もあるので引き続きコストの削減にも努める。」
【経済課】
問 「多面的制度について算定された予算より、交付が少ないとの声があるが国への申し出は。」
答 「地元生産者から聞いているので様々な場面を通じて国に要請する。」
問 「岡崎市との交流事業の現状と今後は。」
答 「岡崎市の農林業祭ではうどんを提供している。岡崎市からは本町の農業フェスタに出店いただく等、相互交流を図っている。岡崎市での販売については市の担当と相談し町から発信できるものはないか検討する。」
討論
<反対討論>
・コロナウイルスワクチン接種体制の確保は看過できない。新型コロナワクチン接種体制確保事業補助金について反対する。
<賛成討論>
・ワクチン接種は個人の自由であり、接種を阻害するのは問題なので、ワクチン接種補助は今後も必要である。
・ワクチン接種の準備は必要であるが、危険性について議論があるという事実の周知も併せて望む。